新型コロナウイルス感染症の拡大に思う
全国的な新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、医療資源が多い都市部も、医療資源が少ないがそもそもの患者数が少なかった田舎も、医療の提供に問題が生じてきています。
これは新型コロナウイルス感染症の患者様の問題だけでなく、その対応で医療機関の余力が無くなることにより、他の疾患の患者が不利益を被る例が増えてきています。人手の不足や病院の受け入れが困難になることで緊急を要する手術の実施が遅くなることもあり、コロナにだけ気をつけていれば問題ないという話ではありません。
この期に及んでも、いまだコロナはただの風邪だといって特定の組織や人種が悪いとする陰謀論を唱える人も散見され、いやになってきます。何度かそういう人たちの説得を試みたこともありますが、正直に言ってかなり難しいです。いくら証拠を提示しても、彼らはコロナは幻だという結論を信じており、それを否定する証拠は根拠も無く捏造だと決めつけます。幸い、そういう人達が人口に占める割合は低く、拡大するようにも見えませんので、その他大半の人達が十分に対策を講じて感染症がコントロールされれば、陰謀論者らの命も救う事ができるでしょう。
人間無駄な努力をするよりも出来ることをコツコツしたほうがいいです。まずは自分自身がコロナに感染しないように注意し、医療機関の能力が落ちている現在、他の病気や怪我も負わないように注意しましょう。
歴史的にみてどんな疫病もいつかは落ち着きますので、諦めずに参りましょう。自分の心身の健康を保つように精進することが、全体の利益にもつながります。
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