消費者庁の鬼退治
このところ消費者庁が頑張っている。大幸薬品の空間除菌を謳う詐欺商品クレベリンに対して景品表示法の伴う措置命令を下した。また、首にかけるだけでウイルスを取り除くとの優良誤認で詐欺商品を売りさばいていたイトーヨーカドーにも再発防止命令が下された。民衆を騙し人命を危険に晒す非道な行為は、たとえ大企業が相手であっても敢然と立ち向かう。事なかれ主義の多い日本の役所にしては実によくやっている。
また、このような詐欺商品は口コミを装った偽装宣伝により販売を伸ばす傾向にあり、アフィリエイトという広告システムが悪用される事が多い。消費者庁はこのアフィリエイト事業にも悪用を防止すべく介入を始めている。
節分の時期と重なり、まるで消費者庁が本気を出して鬼退治を開始したかのようだ。いいぞもっとやれ。
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