戦争に反対する
ウクライナにロシア軍が侵攻しそうだとの情報が流れてしばらく経つが、この問題に関する日本国内の報道を見ると、決して少なくない人達がロシアの主張そのままに侵略の正当性を唱えるのには驚かされる。
湾岸戦争の昔は開戦避けがたしとの意見を述べた評論家が、あたかも戦争を望んだかのようにバッシングされる一幕もあった。戦争になるという単なる予測すら平和的でないと叩かれていた昔とくらべ、侵略する側の正義を公に強弁し、それを支持する人々がそこそこいるという事実には隔世の感がある。
また、北方領土問題もあるのだからロシアを刺激せずに言うことを聞けばいいのだとする人もいるが、77年も唯々諾々とロシアの主張を受け入れてきた結果、北方領土は帰ってきたのかと逆に問いたい。暴論や暴挙には抵抗すべきなのだ。
なんにしても、ロシアの侵略を絶賛する論調には同意しかねる。戦争反対だ。
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