日本版マグニツキー法
海外での深刻な人権侵害加害者に対して日本国が制裁を科せるようにするいわゆる日本版マグニツキー法の制定が見送られる事になった。岸田自民党総裁の決定だ。
世界の自由主義陣営各国が中国による人権蹂躙や虐殺に抗議し制裁するなか、日本だけが出遅れている。自民党は今年6月にも単独で可能だった人権侵害非難決議を見送り、今回は加害者を制裁する「可能性」すら放棄した。
この決定は日本国が習近平に屈したと言うメッセージを世界に発信した。対中制裁の足並みが揃わなければ、自由主義陣営が敗北するだけでなく、中国によるウイグル人やチベット人の民族浄化が完成しかねない。岸田首相には和製チェンバレンの称号を与えたい。
岸田首相は超えてはならない一線を超えた。また日頃は中国に威勢のいいことを言っている自民党議員もこの決定には唯々諾々と従っており所詮は口先だけだった事が証明された。そうでないと言うのなら志ある自民党議員は離党し新党を結成すべきだろう。ぜひ口先だけでは無かったことを証明していただきたいものだ。
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