選挙に行こう
選挙に行きましょう。明日は衆議院総選挙と最高裁裁判官国民審査の日です。小生の住む選挙区も控えめに言って政治家としての資質に欠けるとしか言いようのない候補者しか出ていませんが、その内の誰かを選ぶしか無いです。どうしても選べなければ白票でもいいので行くべきです。投票率が上昇すれば、各政党の組織票を支える人達以外の国民の声も政治家は無視しづらくなります。裁判官審査は事実上罷免は不可能という著しい制度上の欠陥がありますが、投票に行く前に広報をチェックしておきましょう。罷免されなくてもX印が多ければ、おかしな意見を出した裁判官も多少は反省するかもしれません。
そもそも、組織票を投じる予定の人はほぼ全員投票に行くでしょうから、選挙に行こうと呼びかける対象は、選挙に行かなさそうな人達です。あなたの投票した人が選挙でも負けても票数は民意の現れであり、その数が多ければ多いほど勝者もそれを無視できなくなります。また、先述のように投票率の向上は一部のコアな支持者以外にも利益をもたらします。選挙に行かない無関心層が増えれば増えるほど、少数の組織票で日本の行末は決定されてしまいます。
組織票と言っても多種多様で、各党の党員・党友、労働組合、宗教団体、職種別の利権団体などがあります。それぞれかなり意見も違うので少数の組織票が世の中を決することは無いとの意見もあるでしょうが、自由な個々人を説得して回るよりは容易に達成できます。また、組織票と言うと与党となりうる大政党にばかり目が行きますが、非現実的でバカみたいなことしか言わない泡沫政党が長く存続出来るのは少数でも狂信的な組織票が存在するからです。国会議員は強い権限を持っています。少数でも狂信的な団体が議員を操っているのは国にとって有害です。投票率が上がれば、そうした危険人物を国会から退場させる事も可能です。
選挙に行きましょう。
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