ミャンマー国民民主連盟解党
軍のクーデターにより混乱が続くミャンマーで、クーデター前の選挙で大勝した国民民主連盟(NLD)が軍により解党されることとなりました。ミャンマーを軍事独裁国家にする気がありありと見て取れます。
NLDを率いるアウン・サン・スー・チーも権力を握っている時は、ロヒンギャ虐殺を行ったりと随分と酷いものでした。彼女もNLDもいずれはこの虐殺に対して裁きを受けるべきですが、NLDが積極的に虐殺を指導したと言うよりは軍の虐殺を止めなかったものとも言われます。今回、軍事独裁政権が確立すればスー・チー政権時代よりも状況は悪化し、ロヒンギャだけでなく他の多くの民族や民主主義者が虐殺の憂き目にあうのは間違いありません。こうした大量の殺人を止めるためには、ミャンマーの軍事独裁化を防ぐしかないのです。
その為に日本国内で平和的手段を用いて何が出来るのか?差し当たり、ミャンマー軍が関与していそうな宝石類は購入しない事です。ルビーや翡翠やラピスなど購入の前に産地を確認し、ミャンマー産だったり産地不明なものは買わないでください。木材や食材なども産地は確認しましょう。また、ミャンマー軍に協力的な企業の商品は買わないようにしましょう。
残念なことに日本政府も一部の日本企業も世界の潮流に遅れ、未だにミャンマー軍と経済的な連携を保っています。クーデター前のミャンマー国民へのアンケートでは日本に好印象を持つ人は7割を超えていたものが今や4割ほどに低下しており、ミャンマー人の失望が見て取れます。政府や企業に対してミャンマー軍に協力しないように圧力をかけるのも有効な手立てだと思われます。
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