節分
今年は節分が124年ぶりに2月2日となったことで話題となっています。しかし、例によりコロナ禍により節分の豆撒きを中止した寺社も多い様です。
節分の日に豆を撒いて鬼を払うのは、本来は仏教の文化とは関係ありませんでしたが、壬生寺が京都御所の裏鬼門にあったことより、平安時代に白河天皇の発願で仏式の節分会が始まったとされます。現在、仏式の節分では鬼を煩悩に見立てて払う場合も多く見られます。節分は翌日が立春なのでいわば大晦日のような物です。お寺の節分会は大晦日の除夜の鐘的なものといえるかも知れません。なお、浄土真宗など一部宗派では節分を異教の文化として節分会も行いません。
細かい事はともかく、節分は小さな子供もノリが良い数少ない日本の伝統行事の一つであり、子供たちに楽しい思い出が残る様に祈っております。
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