今日は冬至で終大師で木星と土星が大接近し、ところにより星供養

 今年は本日12月21日が冬至で、12月21日と言えば弘法大師の年内最後の縁日である終大師で、また今日は木星と土星が397年ぶりの大接近をする日で、それとは無関係ですが浅草寺など一部の寺院では人の運命に影響する星々を供養し幸せを祈る星供養の儀式が行われます。

 星供養は密教系の星占いから出てくる発想で道教の影響も受けているとされます。元々は1年で最も夜が長い冬至に行われていましたが、正月や立春にもよく行われる行事となっています。先述の浅草寺も今は聖観音宗ですが、昭和24年(1949年)以前は天台宗だったので密教の影響もあるのです。

 原始仏教ばかりでなく日本仏教でも占いや祈祷を否定する宗派がありますが、そういう宗派の信者も、せっかく密教の皆様が祈ってくれているのでありがたくお気持ちを頂戴しましょう。

 来年は良い年になりますように、お願いお星さま☆

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