安居堂の今後の予定
早いものでこのブログが開設されてもうすぐ半年になります。こうして活動を続けて来られたのも皆様のおかげと感謝いたしております。今日はこれまでの経過の振り返りと今後の展望についてお話します。
まず、安居堂は次のような問題をどうにかしたいと思って生まれました。日本の伝統仏教の信者がその人生を良く全うしようとした時、多くの人にに立ちはだかる壁があります。その壁をどうにか壁でなくすことは出来ないものか、そう考えたのです。さて、その壁とは何でしょうか?それは病院や施設です。朝夕の勤行や祈りを欠かさぬ信心深い仏教者も、病院に入院してそれをしようとすると、特に大部屋では軋轢の原因となる場合も少なくありません。世の中にはお経などを聞いただけで不吉だと感じる人の方が多いのです。熱心な信者さんが感謝の意で合掌しただけで、まだ死んでないとお怒りになる人もいます。
もちろん、価値観の相違がありますので、仏教を批判する人が悪い訳ではありません。また、逆境にあって己を磨くもまた仏道との考えもあるでしょうが、病んで弱っている仏教者が生きている限り仏道にそって生きられるような環境を整えるのは悪いことでは無いはずです。私達の究極的目標はこの環境を整える事です。
現在、日本には仏教に根ざした医療や介護を提供するビハーラと呼ばれる施設が沢山あります。素晴らしい施設も多いのですが、中には弱って入院・入所した患者様を強制的に自分たちの宗派に改宗させる恐ろしい施設もあります。そこで、私達は各自が何宗であろうとも、広く融和的でお互いを認めるような仕組みを構築できればと考えています。
具体的には一般施設でも出来るようなアイデアや知識の提供が主となります。このブログでも六波羅蜜の医療への応用などの記事を書いていましたが、ややとりとめも無くなっていますので、現在、まとめを作成中です。数ヶ月以内に何らかの形で発表できる様に計画しています。また、今後もし十分な資本が確保できれば独自施設の展開も検討しています。そういう訳もございまして。当ブログも収益化することとなりました。広告が表示されてもお布施とお思い寛大にみていただけば幸いです。なお、表示は自動となっておりますので、広告内容と安居堂は一切関係ございません。
今後とも宜しくお願い申し上げます。それではまた、合掌。
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