抗体保有率1%
報道されているように、大阪市立大学の附属病院で新型コロナウイルス感染症とは無関係な理由で来院した患者312名に対し、新型コロナウイルスの抗体を測定したところ、3名が抗体を保有していることがわかりました。大阪市立大学附属病院の医療圏に住む人口のおよそ1%が既感染であると推測されます。大阪で確認された感染者の約40倍が実は感染していたと見られます。この数字を多いと思われる方もいるでしょうが、免疫を持つ人が増えることで感染の拡大を防ぐという、集団免疫の戦略からしたら、かなり少ない数字です。また、抗体の保有がそのまま免疫を持っている事は意味しませんので、今、自粛を緩めれば、再び感染の拡大は加速していくと思われます。
感染症対策の視点からすると自粛はかなり長引きそうです。しかし、自粛が長引けば経済的な被害も拡大し、それによる死亡者も増えていくでしょう。それを防ぐために、感染対策の推進ばかりでなく、強力な公的資金の注入と、経済の構造的変革もあわせて行う必要があります。
緊急事態宣言後、感染の拡大は緩やかになってきており、早期の自粛撤廃を求める声が強まってきていますが、この抗体保有率から判断すると危険です。ただ、政治は往々にして情緒により動くこともあるので、自粛撤廃から感染爆発の未来もある程度は覚悟しておく必要があります。
抗体検査は他の都市でも行われており、結果はこれから出てくると思いますが、大阪の結果がよほどの異常値で無い限りは、かなりの長期戦は避けられません。心を強く持って生き抜きましょう。
南無佛。
感染症対策の視点からすると自粛はかなり長引きそうです。しかし、自粛が長引けば経済的な被害も拡大し、それによる死亡者も増えていくでしょう。それを防ぐために、感染対策の推進ばかりでなく、強力な公的資金の注入と、経済の構造的変革もあわせて行う必要があります。
緊急事態宣言後、感染の拡大は緩やかになってきており、早期の自粛撤廃を求める声が強まってきていますが、この抗体保有率から判断すると危険です。ただ、政治は往々にして情緒により動くこともあるので、自粛撤廃から感染爆発の未来もある程度は覚悟しておく必要があります。
抗体検査は他の都市でも行われており、結果はこれから出てくると思いますが、大阪の結果がよほどの異常値で無い限りは、かなりの長期戦は避けられません。心を強く持って生き抜きましょう。
南無佛。
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