花まつり
本日四月八日はお釈迦様の誕生日と伝えられており、仏教行事の灌仏会や降誕会として知られていますが、日本では花まつりとして知られています。お釈迦様の誕生仏像に甘茶をかけた経験のある方も多いことでしょう。
さて、お釈迦様誕生の際の逸話と言えば、生まれてすぐに七歩あるいて天上天下唯我独尊とおっしゃったという話が有名です。七歩あるくのは六道輪廻をこえ解脱に至る意味とされ、天上天下唯我独尊は自分が偉いという意味では無く、命の尊さを宣言されたものと言われています。
これはもちろん後日に作られた話です。お釈迦様の在世の頃の輪廻思想が六つに分類されていたのかどうかは疑問視されていますし、仏教の基本理念として我を否定しているのに唯我独尊はやはり違和感があります。生物学的にも当然無理です。誕生日自体も四月八日以外に様々な日付が伝えられています。
ただ、そんな逸話が後世に盛られるほどにお釈迦様は人々の崇敬を集めて来たのです。お釈迦様なくしては我々も仏教に出会う事は無かったでしょう。お釈迦様の誕生日を心を込めてお祝いしたい所です。
日本では花まつりと呼ばれることが多いこの日ですが、これは明治時代に浄土真宗の僧侶が提唱した名前だと言われます。四月はちょうど桜の季節ですので、そのまま名前が定着していったのでしょう。
新型コロナウイルス流行の折、皆で集まってのお祝いはしづらいですが、各自お仏壇などに合掌してお祝いしましょう。
それではまた、合掌。
さて、お釈迦様誕生の際の逸話と言えば、生まれてすぐに七歩あるいて天上天下唯我独尊とおっしゃったという話が有名です。七歩あるくのは六道輪廻をこえ解脱に至る意味とされ、天上天下唯我独尊は自分が偉いという意味では無く、命の尊さを宣言されたものと言われています。
これはもちろん後日に作られた話です。お釈迦様の在世の頃の輪廻思想が六つに分類されていたのかどうかは疑問視されていますし、仏教の基本理念として我を否定しているのに唯我独尊はやはり違和感があります。生物学的にも当然無理です。誕生日自体も四月八日以外に様々な日付が伝えられています。
ただ、そんな逸話が後世に盛られるほどにお釈迦様は人々の崇敬を集めて来たのです。お釈迦様なくしては我々も仏教に出会う事は無かったでしょう。お釈迦様の誕生日を心を込めてお祝いしたい所です。
日本では花まつりと呼ばれることが多いこの日ですが、これは明治時代に浄土真宗の僧侶が提唱した名前だと言われます。四月はちょうど桜の季節ですので、そのまま名前が定着していったのでしょう。
新型コロナウイルス流行の折、皆で集まってのお祝いはしづらいですが、各自お仏壇などに合掌してお祝いしましょう。
それではまた、合掌。
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